路傍のちゃばしら

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湿布と精肉

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近所のドラッグストアが一時閉店して改装したなーと思ったら
精肉店と八百屋が入ってほとんどスーパーになっていたという話。

 

薬も買えるスーパー

湿布と一緒に生肉買うのってどうなんだ・・・?って思わなくもないんだけど
ちょっと調べてみるとドラッグストアがどんどんスーパー化している模様。

近所のドラッグストアのチラシ。もはや何店?



うちの近所のドラッグストアだと体感半分以上は食品売り場になっていた。

少し前だと、風邪薬や湿布といった常備薬やシャンプー、食器洗剤、ティッシュといった日用品に食品はお菓子やペットボトル飲料、冷凍食品といった日持ちするものだけのイメージだった。

いま住んでいるところからだとスーパーよりもドラッグストアのほうが近くて徒歩圏内なのもあり、改装前から薬だけでなく飲み物やカップ麺を買いに利用していた。

 

拡大するドラッグストア業界

冷凍食品だけでなく、生鮮食品を扱う店舗も増加中だそう。
経産省の商業動態統計 時系列データ|商業動態統計(METI/経済産業省)
によると、

2023年の業界全体の商品販売額は前年比108%店舗数103%であり、
どちらも2015年から2023年にかけて続伸している。


例えば2023年の「食品」の販売額は2022年比で13%増。

 

ドラッグストアって安い気がする?

私の近所のスーパーとドラッグストアの場合
8月のとある日、2Lのアクエリアスゼロを買いに行った。
スーパーでは168円、ドラッグストアでは148円。

近所のドラッグストアは改装前から飲み物系統が安めだったこともあるだろうけど。

1.5~2Lのペットボトル飲料で比べると全体的に1割ほどドラッグストアのほうが安かった。
スーパーでも時折安売り対象になるのだけどそれでもドラッグストアの通常時価格とほぼ同じくらい。

カップ麺も先日ドラッグストアでカップヌードルが「2個で299円」みたいな売り方していたの含めて全体的にドラッグストアのほうが安く感じる。

ドラッグストアの安さ

詳しくは分からなかったけど、
OTC薬品(Over The Counter;処方箋など無しで買える医薬品、いわゆる「市販薬」)の粗利率は5割を超えるとかなんとか。

第一三共の「ロキソニンS」だと12粒入りで700円くらい。
病院で処方されるロキソニン錠の薬価は10.1円/錠
単純計算で12粒で121.2円。

www.daiichisankyo-hc.co.jp


調べてみたらすごかった(小並感)
実際には、人件費や輸送費やらいろいろかかるのだろうけど利益率が高いのは間違いない。

つまりはそういうこと。

日用品や食品で利益が出なくてもいいくらい安く売ることで客寄せし、
利益率の高い医薬品を買ってもらう 
という形態。


先述の商業動態統計によると医薬品の売り上げも前年比増ばかりだったので医薬品も売れるようになっているのだろう。

 

個人的感想

・なんだかんだ言って安いのはありがたい
・でも生肉と一緒に医薬品買うのはなんか躊躇する
・食品を買うついでに「あ、風邪薬も買っておこう」ってなる人そんなにいるのかなぁ
・個人的には「なんか体調悪いし風邪薬買いに行こ」くらいな気がする
・でも、売上が上がっているということはそういうことなんだろう。
・この先、スーパーが生き残るには?
・私の場合はスーパーにしか置いてないものも多いのでちょくちょくスーパーにも行く

 

その他

お惣菜とか鮮魚置き出したら完全にスーパーじゃんって思っていたのだけど
キリン堂(関西圏のドラッグストアチェーン)ではパンや揚げ物を店舗内で作っているところもある様子。
塩干や干物ではあるものの魚も扱う店舗がある模様。

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なんか気が付いたら真面目に考えてた。そんなはなし。