路傍のちゃばしら

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牛乳と低脂肪乳と私

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ランニング後のプロテインを割るものが水⇒牛乳⇒低脂肪乳と変遷してきたので牛乳について調べてみようと思った。

そもそも牛乳の種類は

飲料用の乳製品は大別すると「牛乳」「加工乳」「乳飲料の3種類。

牛乳

一言で「牛乳」と言っても5種類あって種類によって特徴が違う。

「牛乳」と名の付くものは生乳のみで製造されたもの
「牛乳」「特別牛乳」「成分調整牛乳」「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」の5種類。

牛乳:生乳をそのまま殺菌、パック詰め
特別牛乳:生乳を殺菌処理しなくても安全に飲めると国の認可を受けた無殺菌または低温殺菌処理の牛乳。「特別牛乳」の認可を受けた牧場は全国でも4か所しかない。
成分調整牛乳:生乳から乳脂肪分やミネラルなど一部成分を除いたもの
低(無)脂肪牛乳:生乳から乳脂肪分を一定まで減らしたもの

加工乳

生乳に乳製品(脱脂乳、濃縮乳、バター、クリームなど)を加えたもの。
牛乳・乳製品以外は加えてはならないとされている

乳飲料

乳製品や生乳、牛乳などを主原料にビタミン・ミネラル・果汁などを加えたもの。

ハローズの低脂肪乳乳飲料


「低脂肪」と表記されるもの

「低脂肪牛乳」:牛乳から脂肪分を減らしたのみなので味わいは牛乳に近い
低脂肪乳(加工乳)」:脱脂乳などを加えて乳脂肪分を少なくしている。安価なものが多く、栄養面でも優れている。脂肪分が少ないのであっさりとした味わい。
低脂肪乳(乳飲料)」:味わいや栄養価は添加物次第。既出のハローズのものはビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)が添加されている。

 

乳脂肪の役割

バターやクリームの原料となっているもの。
チーズの香りや風味、牛乳の「コク」を作り出しているもの。

乳脂肪は溶けているのではなく、「脂肪球」という薄い膜につつまれた小さな粒の形で分散している。
脂肪球の大きさは0.1~10μmで、牛乳1mL当たり150億個含まれると言われている。
数も多く、球体という形状から脂肪分解酵素も働きやすい。
油脂類の中でも消化されやすい

乳脂肪は脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)を貯蔵する役割もあるため、低脂肪の場合は脂溶性ビタミンが少なくなる。



低脂肪乳を選んだ理由

ランニング(というか運動)後にプロテイン飲むときに最初は水で割って飲んでたんですよ。
メーカーは水に溶けやすいって出すけどどうしても溶け残りのダマが気になる

牛乳で割って飲んでみたら牛乳のまろやかさで隠されて多少ダマになっててもそこまで気にならない
でもランニング後に飲むときに牛乳だと重いというか。
低脂肪乳ってのもあるんだーって思って試しに買ってみたら
水と牛乳の間くらいな感じで
プロテイン飲むときにまろやかーだけど牛乳ほど重ったるくない。
それからプロテイン低脂肪乳で割って飲むようになった。

 

価格の話

ハローズの低脂肪乳だと牛乳よりも安い(低:108円⇔牛乳:198円)。
低脂肪乳って脂肪分を除く手間があるけど、この乳脂肪分はバターとかクリームに使われるので低脂肪乳は副産物みたいな扱いのようで牛乳より安いみたい。

牛乳も飲まないわけではない

牛乳も嫌いじゃないんですよ。
単品で飲むなら低脂肪乳よりも牛乳の方が好き。
先日書いたけどソルティライチベースでラッシー作るときは牛乳の方が美味しいし。

ochanomitai.com

 

牛乳が良い、低脂肪乳が良いって一概には言えないし、好みもある。
低脂肪乳は脂肪分が少ない分だけ牛乳に比べてカロリーは低いけどビタミン類も少ない。
脂肪分も取らなさすぎは健康に良くないので他の食事とのバランスとも考えながら適切に選びたいものです。