路傍のちゃばしら

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マラソンとゲームのレベリング

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マラソンってゲームのレベリングに似たところあるなーと思ったので。
まぁ、ゲームに比べると現実はクソゲー要素たっぷりだとも思うけど。

マラソンの42.2kmって簡単な距離じゃない。

マラソンの目標でよく挙げられるサブ4だったりサブ3を達成するにはそれなりに走り込みが必要だと思う。
どんなに運動神経が良い人でもランニング系の運動を全くせずにフルマラソン走り切るのは難しいと思う。
42.2kmって実際長い。

レベリング

普段のジョグはレベリングみたいなものだと思う。
ポケモンでもドラクエでもなんでもいいけど
レベルが低いときはレベルアップに必要な経験値は少ない。
レベルが上がってくると必要な経験値も多くなってくる。
ゲームにおけるレベルがVdotだったりGarminで言うVO2MAXやレース予測タイムって感じ。

それこそ走り始めたころはとにかくゆっくりでも走れば走るだけ走れるようになるし。


それはそうと、
レベリングするってなったら自分のレベルに近い相手と戦うのが普通だと思う。
ポケモンだってレベル5でレベル30の相手なんて基本的に勝ち目無いでしょ。

タイプ相性やアイテム使えばポケモンの例は不可能とも限らないと思うけど
ランニングに於いてそんな抜群に効果のあるアイテムって存在しない。
シューズやらタイツやらでせいぜい1km辺り数秒縮められるくらいだと思う。

アイテムも魔法使えなくて装備による能力アップも微小で基本的にレベルを上げて物理で殴るゲーム
いつぞやのクソゲーオブザイヤーでそんなゲームがノミネートされていたっけ

レベルを上げて物理で殴ればいい (れべるをあげてぶつりでなぐればいい)とは【ピクシブ百科事典】

現実はそんな一気にレベル上がらないし、こなせる練習の強度もすぐにはそんなに変わらないけど。

練習のレベル

普段のジョグ(翌日に疲れを引きずらないレベル)は自分のレベルと同じか少し低いレベルの相手だと思う。
普通に戦って勝てる感じというか。

それに対してポイント練習はちょっとレベルが高い中ボスみたいな?
ゲームだと倒すためにアイテムとか戦略練るように
現実世界だと体力だけでなく気力も使う感じ?


私の場合で考えてもかつては5:00/kmでも閾値走ペースだったのが
今では普段のジョグのペースになるところとかレベルが上がっていく感じに似ていると思う。

現実のつらさ

ゲームだと空白期間が空いても能力低下しないけど
現実世界だと1ヶ月全く走らなかったら走力は結構下がる。

特に競技レベルが上がってくるとレベルを維持するために必要な練習量ってあると思うし。

まぁゲームで放置して能力低下なんてしてたら廃人以外お断りみたいなことになりかねないしね。
それに現実だと老いってのもある。

それに個人差も大きい。
同じ時期にランニング始めても走力の上がり方は人それぞれ。
体型、年齢、性別、生活習慣、過去の運動経験などなど様々な要因がかかわってくる


回復系のアイテムもない

練習で一番怖いのは「怪我」。
ゲームだと状態異常も一発で回復できるけど現実はそうもいかない。
疲労による蓄積ダメージなんかも考える必要もある。

回復力を高めることは出来てもゲームみたいに一瞬で瀕死⇒全快はありえない

自分のレベルからあまりにも高い練習をして
辛うじてクリアできても疲労が多すぎれば経験値<疲労ダメージだし
それで怪我しようもんなら拘束時間のある走力ダウンだし。

現実世界だと石橋を叩いた地道なレベリングが重要なんだろうなと。
ジョグだけでも低レベルの時は成長するけど
レベルが上がるほどジョグだけでは効率が悪くなる。
かといってポイント練習をするための体力をつけるためのジョグみたいな必要もある。

うーん。ゲームに例えると現実世界はなんともシビアな世界なんだ。


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