ランナーの中で評判が上がってくるようになった「COROS(カロス)」
そのロードランニング向けウォッチのPaceシリーズ最新作 Pace4。
今までGarmin Forerunner 255を使っていたのだけど思い切って乗り換えちゃった。

購入までの経緯
Garmin Forerunnner 255 Music(以下FR255)を購入したのは23年の2月。
3年弱使用してきて、バッテリーはヘタってはいた。
けど、お風呂時間で十分充電できるくらいではあったのでそんなに強い理由でもない。
11月の神戸マラソンの時もバッテリーが持たないってことはなかった
(記憶があいまいだけどほぼ100%で家を出て帰宅時で65%くらいだったと思う)
一番の理由は Startキーが突っかかるようになった こと。
操作の決定やアクティビティのスタート/ストップなどGarminで一番使うボタン。
このボタンが完全に壊れる前に乗り換え先を考えることにした。
PACE4を選んだ理由
発売されたばっかりだったから。
一言で言ったらこうなっちゃうかも。まぁミーハーなんでね。
COROSの評判もよく聞くようになってきて気になっていたし、
FR255の後継機のFR265も発売は2023年3月でちょっと経っていたのもある。
FR255を選んだ時にはモバイルSuica が使えることだったり、スマホ無しでも音楽が聴けることだったりが選択の要因になっていたのだけど
ランニング中にAudibleを聴くようになったので基本的にスマホも持って走るようになったから
モバイルSuicaも音楽機能もほぼ使わないようになった。
ランニングウォッチに求める機能として
・GPSの正確性
・心拍数測定
・スマホ通知の確認
・睡眠状態の測定
ってくらいになってきたからこのくらいだと最近のランニングウォッチなら大体満たしてると思う。
じゃあPACE4じゃなくてもいいじゃんってなるけど
COROSの評判が良くなってきているのと、
アプリやTraining Hub(WEBページ)が使いやすいって聞くようになって
PACE4が発売されたばっかりだったのもあってPACE4にしたのだった。
(COROS見てからGarmin見ると割高に感じちゃったのもある)
PACE4使用感レビュー
これまで長らくFR255を使ってきたのでどうしてもFR255との比較にはなってしまうけどそこは勘弁してほしい。
まだ、購入から1週間なので長期使えばまた印象は変わってくるとは思うけど現時点でのまとめ。
良い点
フィット感がいい (シリコンバンドで40g)


軽いのもあってかFR255 に比べてフィット感が良い。
FR255と比べると9 g違うのだけど数値以上に軽く感じる。


シリコンバンドの末端の留め具がバンドじゃなくてボタンになっていて購入前は面倒かも?って思っていたけど
風呂以外では基本的につけっぱなしだし、いざ付け外しするときもバンドとほとんど手間は変わらない印象。
Training Hub/アプリが使いやすい




COROSのいい点としてよく挙げられる「Training Hub」と「COROSアプリ」。
まだ1週間なので使いこなせているかと言われればNoなのだけど
確かに分かりやすいと思う。
Garminの「Garmin Connect」と比べてよりランニングデータの分析をしてくれる印象。
Garminにもトレーニング負荷を「無酸素」「高強度有酸素」「低強度有酸素」に分けてその比率が適切かと示してくれる機能はある。
まぁ、健康の為にジョギングするってくらいなら要らないくらいの分析。
競技志向な人に適していると思う。

特に「データ分析」のタブでどんなトレーニングになっているか、自分にとって負荷が適切かなどを一目で分かるようにまとめられている。
過去のデータについてはGarminからインポートしたのだけど、なぜか今年の10月27日以前のデータが分析されていない。
(自己ベストなどを見るとデータ自体はちゃんとインポートされてはいそう。)
過去には戻れないし、そこまで気にしないんだけどちょっと気持ち悪い。
まぁ、もっと長期間使っていれば表示されなくなる部分ではあるので気にしなければいいだけなのだけど。
ワークアウト終了が長押しで誤操作しにくい

一時停止から終了するときに長押しで完了させる。
まぁ、Garminでも注意してればいい点ではあるのだけど
ワークアウト終了時にシューズの登録ができる

事前にCOROSアプリでギアの登録をする必要はあるけど
ワークアウト完了時にシューズの選択ができるのはありがたい。
Garminだとアプリを開いてギアの登録をする必要がある。
私も何度か忘れて後からどのシューズ使ったっけ?ってなったことがあるし。
Garminでもワークアウト後に登録できるようにすればいいのにとは思う。
どちらかというと良い点
画面が綺麗
これはPACE4だからって言うよりはAMOLEDになったからっていうところが大きいと思う。
Garminというか最近のスマートウォッチは基本的にAMOLEDになっていると思うし。
MIP(メモリinピクセル)からすると発色が綺麗でコントラストも高い。
バッテリー持ちがいい(常時点灯にしなかったら)
COROS PACEシリーズでよく挙げられる利点「バッテリー持ち」。
FR255は3年使ってバッテリーヘタってるってのも含めてもよく持つ。
ただ、これはAMOLEDの「常時表示をOFFにしたとき」だと思う。
常時表示ONだと割とバッテリーは減っていく。
いやまぁ、常時表示する必要があるか?と言われれば微妙なところではあるのだけど。
実際、常時表示OFFにして使っているのだけどほとんど使いにくさは感じない。
もちろん、モーションを認識して画面ONになる。一瞬待つ必要はあるけど。
(COROSはこのモーション認識が若干苦手だという噂があることにはある)
その一瞬を待てないほどのタイミングが何回あるか?と言われるとうーん。
ワークアウト中は常時表示ONという設定もあるのでそこまで気にならない点にはなっている。
ただ、腕時計として見た時には常時表示が使いやすいとは思う。MIPは常時表示が基本。
タッチパネル対応
ホイールの使い勝手が結構いいってのもあるし、
FR255 もタッチパネルがなかったってのもあって
言うほどタッチパネルって要る?ってなっている。
ワークアウト中なら物理ボタンの方が操作ミス少ないだろうし。
結局「ナビゲーション時のみタッチパネルON」っていう設定で使っている。
スマホのメディア操作ができる
あればうれしいってくらい。
スマホ取り出すのが面倒なときに役立つかも
わざわざウォッチで操作しなくてもイヤホンで操作すればよくない?って感じ。
あって困るもんではない。
気になる点
PACE4がって言うよりCOROSがって感じになった。
今のところちょっと「ん?」ってなったところを挙げてみる。
気にしすぎと言われるかもしれないけど、気になったところなので。
日本語訳が怪しいところがある
例えばストレスチェック




「高い」「適切」「低い」は分かるけど「点」って( ゚д゚)
言語を英語に変更すると「calm」で平穏とかそんな感じの意味がどうして「点」になった???
他にも機械翻訳感のある日本語になっているところが見受けられる。
機械翻訳の精度も上がって来ていたりAIだったりがあるのでもう少し自然な日本語にできないのかなと思う。
マイク要らなくない?

PACE4の特徴の1つに挙げられていたマイク。
ワークアウト後の感想なんかを入力してねって感じだけど別に要らなくない?
将来的に内蔵マイクで電話できるようになったりする???
前モデルのPACE3からPACE4になって定価が3300円上がっているけどマイク機能なしで同じ定価に出来なかったのかなっていう感じ。
あと、左側にアクションボタンが追加されたけど、現状これも要る?ってくらいにはほぼ使ってない
ウォッチフェイスのカスタマイズができない
Garminだと無料・有料含めて種類が多かったし、
背景の色だったり、針の色だったり変更できた
COROSだとウォッチフェイスの種類が少ないし、カスタマイズ要素もない。
好きな写真を背景にするくらいのことはできるけど、そのくらい。
個人的には曜日を「SUN」とか「MON」とか英語の短縮版で表示したかったけど
使用言語に合わせられて「日曜日」とかになるのが地味に不満ポイント
バイブレーションが弱い
FR255と比べて弱く感じる。
職場で仮眠するときなどにアラームをバイブだけでかける時に気づきにくい
あと、アラームごとに音のON/OFFの設定もできたらうれしい。(Garminはできた)
サードパーティーアプリとの連携が弱い


Garminの方が多い。さすがに老舗って感じ。
私はHealth Connectを経由して「TATTA」とかに連携させている。
アプリの心拍数表示が気になる

折れ線でよくない?
アクティビティ中の心拍数表示は折れ線なのになんでこっちは点なんだろうか?
心拍数推移をみるなら折れ線の方が分かりやすいと思うのだけど。
充電が煩わしい

充電端子がUSB-Cになってればうれしいとは思う。
別に専用端子にすること自体はそんなに目くじら立てるほどでも無いんだけど(Garminも専用端子だし)
専用のアダプターをUSB-Cに接続して充電。このアダプターが曲者。
キーリング付きのケースも付属して使いやすいと思われるかもしれないけど、
このケースから取り出しにくくて面倒になる。
取り出したアダプターを紛失する可能性もあるし。
アダプタ式にするのなら↓にリンクしたノーブランド品のようにアダプタ自体にキーリング付けられる仕様が良かった。
Garminの方がよかった点
Body Batteryが分かりやすい
COROSにも類似機能の「リカバリー」「トレーニング負荷」といった指標はあるけど
例えば風邪ひいてランニングはしてないけど身体は辛いときとか
お酒飲んで睡眠がうまく取れていないときとか
生活全般で見た時にはGarminの「Body Battery」の方が分かりやすいと感じた
COROSは「トレーニング」として見た時の数値に感じた。
感覚的に分かりやすいのはBody Battery。
レース予測タイムやVO2maxが即時更新でモチベにつながりやすい
一概にGarminがいいと言い切れることでもないかもしれないけど
COROSは長期的に見て評価しているらしい。
Garminは走ってすぐレース予測の数値とかが更新されるので更新されていく数字を見るのはランニングのモチベにつながると思う。
(私はモチベにつながった。)
その他というか
ディスプレイ保護
こういうディスプレイ付きのガジェットには保護フィルム付ける人が多数だと思う。
PACE4のディスプレイサイズはPACE2やPACE3から変わっていないらしいのでPACE2対応の物を買った。
よく分らない安い中国品もあったけど(個人的に)安心と信頼のPDA工房の物を購入。
ナイロンバンド


ヤフーフリマで安く出ていたのでPACE Pro用のナイロンバンドを買ってみた。
シリコンバンドよりも軽量でフィット感が良いらしい。6 g軽くなるみたい。
買っておいて何言ってんだ感があるけど、どちらかというとシリコンバンドの方が好みだった。
まとめ的ななにか
気になる点も多く挙げた気がするけど、個人的には買って良かったと思っている。
ただ、万人におすすめするかと言われれば微妙なところである。
最近のGarminが割高に感じているランナーなら一考の余地はあると思う。
FR570は高く感じたし、FR265は255からディスプレイくらいしか変わらないし。
FR275?みたいなFR265の後継機が出ても5万円は超えるだろうし、PACE4の方がコスパはいいと思う。(定価36,300円)
COROSでPACEシリーズはエントリーモデルらしい(?)
トレイルランや登山もするって人になるとAPEXなどの上位機種を考える必要があると思う。
そこまでは比べていないので私には何も言えない。
おすすめする人
ある程度ランニングしている人(競技志向)におすすめ と言えるだろう。
COROS使うメリットの大半はアプリとTraining Hubにあると思う。
もちろん、軽量でバッテリー持ちが良いってのは大きなメリットではある。
現在、前モデルのPACE3を使用しているって人なら乗り換える必要はないと思う。
AMOLEDディスプレイに買い替えの価値を見出せるならありってくらい。
ランニングが続けられるか分かりませんって言う人ならGarminを勧めると思う。
スマートウォッチとして見た時にはGarminの方が便利に感じた。
COROS PACEシリーズはよりランニング特化という印象
Forerunnerシリーズで見たらFR165が値段も近いし対抗候補になると思う。(モバイルSuicaもあるし)
Venuとかのより日常寄りのシリーズもありだと思う。(ちゃんと調べたわけではないから鵜呑みにしないでほしい)