急須で淹れたお茶ってなんかいいよね。(今回はお茶=煎茶)
どうしてもあったかい飲み物になるから夏場は全然淹れないんだけど
寒い日が続く今みたいな時期にはちょくちょく淹れてる
お茶の淹れ方はググったらたくさん出てくると思うので割愛。
コーヒーと似ている気がする
コーヒーも結構好きで、大学のころはコーヒーメーカー持っていたくらい。
その後就職してしばらくは手で豆挽いてハンドドリップもしていた。
最近はドリップパックとかインスタントで飲むようになったけど。
お茶も急須で淹れる、粉末タイプ、ペットボトルとコーヒー同様に種類がある。
お茶は急須で淹れたものしか認めない!とか言うつもりは全くなくて
普段はボトルのお茶飲むし、一番最初にも書いたけど夏は淹れてあったかいお茶飲もうとはあまり思えないし。
(氷出しは作るの面倒くさい)
急須のお茶のいい点
一期一会 な所な気がする。
どんなに同じように淹れても全く同じ味にはならないでしょ。
その日の天気、気温、湿度などなどさまざまな条件で味や香り、うま味が変わってくる。
単純に熱いお湯を使うのか少し冷やして淹れるのかでも違う。
熱く入れると渋め、湯冷ましだと甘く感じるという。
わたしはそこまでこだわらないけど茶器でも味が変わってくるって言うし。
それに対してペットボトルのお茶は一定の味であることが品質だろうし。
ペットボトルのお茶は「ペットボトルのお茶」という飲み物って感じで
急須のお茶とは全然違う飲み物だと思う。
大枠でお茶と言われればどちらもお茶なのだけれど。
ペットボトルのお茶との違い
味と香りは全然違うよなーとは思っていた。
ボトルのお茶はあんまり香りを感じないと思う。
調べてみると(対 ペットボトルのお茶) 静岡県環境衛生科学研究所
・カフェイン:2.5倍
・テアニン:4.1倍
・タンニン(カテキン):5.5倍
緑茶でカテキンはなんか聞いたことあるって人も多いんじゃなかろうか
カテキンが苦み・渋みが強い成分なのでペットボトルのお茶に比べて5倍も入っているので急須のお茶は苦みが強く感じられる。
※カテキン≒タンニン 厳密には違うけどお茶でいえばほぼ同じ。タンニンの1種がカテキン
お茶に含まれるアミノ酸の半分以上はテアニン。
高級なお茶(1番茶や玉露など)ほどたくさん含まれているお茶のうま味成分らしい。
お手頃価格なお茶にテアニンを入れると玉露のような上品な味わいになるとかなんとか。
渋みや苦み、酸味をマイルドにしてくれる効果もあるとか。
緑茶ってカフェインがそれなりに多く含まれているのにカフェインの興奮効果が急激に効いてこないのもテアニンがカフェインの興奮抑制効果を持っているかららしい。
カフェインは湯温が高いほど抽出されやすく、低いと溶けにくいのでカフェインの効果に期待するなら熱くて苦みの強いお茶が良いかも?
そもそも使用される「茶葉の品質が違う」
だから味も成分も違うと言われればそう。
ネットで見かけた情報だと
ペットボトルのお茶の茶葉:300~900円/kg
急須のお茶:ピンキリだけど1000円/100g とか?
下手したら2Lで100円くらいなペットボトルのお茶もあること考えればそうか。
手間、輸送、保管コストもかかるはずだしねー。
それにカテキンなどお茶の成分が酸化されてしまうのでペットボトルのお茶はビタミンCやらpH調整剤やら添加して保存性を高められている。
※ビタミンCはすっぱくないよ。レモンが酸っぱいのはクエン酸。
まとめ?
・急須のお茶はペットボトルのお茶に比べて高品質な茶葉
・うま味も5倍くらい違う
・ペットボトルのお茶はメーカーの努力の結晶
気軽に飲めるしペットボトルのお茶も嫌いじゃないけど
急須のお茶のほうが好きだなーと。